2008/08/03

姉妹ブログ「ブログマイル使い倒し日記」ブログタイトル変更予定のお知らせ

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だいぶ長い間記事を書かないでいました。私たちには夏休みのように期間が決まった休みがあるわけではないのですが、夏はビジネスがやはりスローダウンするのでこの期間を利用してワイフは中国に、私は日本に帰っていました。記事を書こうと思えば書けたのですが、暑くてまいっていたのと、グリーンカード・ベースになってから2年も日本に行っていなかったので日本でのビジネスに忙殺されしまいました。

ただ、少しこれからのブログとインターネット関連ビジネスの進め方を考え直していたのも事実で、今までと同じ切り口でブログ記事を書き続けるのに抵抗感があったのです。現在この「サンフランシスコ百景」と姉妹ブログである「ブログマイル使い倒し日記」他、日本語のブログ4サイト、英語のブログ2サイト持っていますが、ここしばらく違和感を感じてきていたのです。

これまではブログを更新してアクセス数をのばすことばかり考えてきましたが、これからはもう少し絞り込んだ質の良い情報を提供していきたいと思っています。

そこで、この「サンフランシスコ百景」の姉妹ブログである「ブログマイル使い倒し日記」の名称を変更。内容的にはブログクリップやブロカン、ブロモーションといった情報ソースからの情報も載せていきますが、米国のインターネットビジネスの現状を体験談を含めて紹介していくブログにしたいと考えています。

そこで、この「ブログマイル使い倒し日記」のタイトルを以下に変更しようと思っています。

「サンフランシスコ歳時記」

名称変更は8月10日(日)。変更の趣旨は上記の通りですが具体的な新機軸は「サンフランシスコ歳時記」名称変更後の最初の記事でご紹介します。これまで通りのご支援、ご愛顧の程をよろしくお願い致します。

Cactus080803

筆者の執筆活動:
カリフォルニア在住ブロガーレポート「California Fine Days」 http://www.olivemart.net/news_ex/newsdisp.php?m=0&i=11
オリーブ・ニュースX【SFレポート】 http://www.olivemart.net/news_ex/
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2008/06/14

造語英語のご紹介

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ガソリンの価格が上がり続けていますね。日本の上がり方もかなりなもののようですが、アメリカ、特に私の住んでいるサンフランシスコ・エリアのガソリン価格の上がり方は激しく、ここ1年間で50%以上上がりました。

ガソリンスタンド(アメリカ英語ではGas Station -ガスステーション-)の近くを通るのが恐ろしいくらいな勢いで、毎日のように上がり続けています。

ガソリン価格の高騰で、アメリカもインフレ懸念に襲われていますが、チェックイン荷物に支払いを要求する航空会社が出てくる等、飛行機代の上昇が目立ちます。2年前の日本への飛行機代は700ドル程度でしたが、1000ドル以下の飛行機代はなかなか見つけられない状況になりました。

Img_0193
サンフランシスコ国際空港

ハワイ行きに格安航空券を発行していたアロハ航空が倒産する等飛行機代の高騰はまだ歯止めがかからないようです。

そこでサンフランシスコ地区では夏の行楽シーズンを前に 「バケーション」ではなくて 「ステイケーション」という新しい造語をつくって飛行機代やガソリン代を使わず、家にいて地元のサンフランシスコとベイエリアの観光地を楽しみましょうというキャンペーンをしています。 「サンフランシスコ地区は全世界から観光客がやってくる程の観光地です。みなさん地元を見直しましょう。」ということです。


趣旨もさることながらこの 「ステイケーション」という新しい英語はいいですね。ここしばらく私もずっとこのベイエリアに居続けていましたので、 「ステイケーション」の実践者でした。東京も世界の観光客を引きつける場所ですからこの夏休みは実践を検討してみては如何でしょうか?

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2008/05/10

@nifty語ろ具筆者の最新記事のご紹介

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「大人には大人の楽しみがあるのだ」というキャッチフレーズで新しいブログのコンセプトを追求するニフティの複数ライター情報発信ブログ @nifty語ろ具。

筆者の最新の記事としてサンフランシスコの見どころ観光ドライブルートを徹底紹介、「サンフランシスコ49マイルドライブ- 1 & 2 -」が2回完結でアップ。ゴールデンゲートブリッジのアップを始め見どころ満載です。次回の観光のご参考にどうぞ。

「サンフランシスコ49マイルドライブ-1-(シティホール〜ゴールデンゲートブリッジ)」  http://golog.nifty.com/cs/catalog/golog_article/catalog_003392_1.htm 

080510gwb
プレシディオから見たゴールデンゲートブリッジ

「サンフランシスコ49マイルドライブ-2-(ゴールデンゲートブリッジ〜ツインピークス)」  http://golog.nifty.com/cs/catalog/golog_article/catalog_003398_1.htm

Twin_peaks
ツインピークスから見たサンフランシスコ市街

語ろ具探偵団 -執筆者プロフィール-
http://golog.nifty.com/cs/catalog/golog_writer/catalog_WR00025_1.htm

@nifty語ろ具(ゴログ)トップ  http://golog.nifty.com/

トラックバック、コメント、リンクを歓迎しますのでよろしくお願いします。

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2008/04/27

サンフランシスコの鳥たち

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今回の記事でそれといったテーマはないのですが、固い話が続いたと思いますのでプライベートな時間を利用して過去に撮って来た写真を見直してみました。昨年、一昨年の記事の中ではご紹介できなかった写真でもおもしろい写真もありますし、カメラを持ち歩いていたのでなにげなく撮影した写真もあります。今回は記事で使わなかった写真を私の独断と偏見ですが、ご紹介したいと思います。

■ 私の家族構成:

私事で恐縮ですが、私の家族構成は何度か記事の中の写真でも登場したワイフと、鳥が3羽、コッカテール1羽、パラキート2羽です。ワイフには今回は遠慮してもらって、うちのペットの写真を紹介します。

Goldy080121
名前はゴールディといいます。            
私のPCワークを邪魔しにきたところです。    

P1061143
熱帯産の鳥でしょうか? 寒がりです。
おくるみゴールディ。

ゴールディはワイフと同棲し始めた時にワイフが連れてきました。11才くらいで、上の写真でごらんのとおりけがで左足をなくしてしてしまいましたが、年齢とハンディキャップにかかわらずとんでもないおてんばで元気です。

Pc020962
パラキートのピンキー(左)とベティー(右)
左のピンキーは残念ながら3月に死んでしまいました。

P1121153
3羽で仲良く食事中です。

■ ベイエリアのかもめ達
ごらんのとおり私と家族は鳥や動物が大好きですが、サンフランシスコ・ベイエリア、たぶんアメリカ全体が自然に近接した環境ですので、自然の中で生きている鳥や動物たちに触れる機会は日本より多いように思います。私が東京出身だからかもしれませんが。

P1131156
近くの公園で撮影したかもめ。かもめはえさのありかを確認するためか高いところにとまってくれるので写真に撮りやすいです。

かもめはいたるところで見られます。太平洋、サンフランシスコ湾、内陸の入り江やラグーンと水に囲まれ、えさに困らないサンフランシスコはかもめにとっては住み良い場所のようです。ただやはり人間が与えるえさが一番の好物のようです。

P1131155
公園の池をすみかにしているかもめの家族。一列に並んでえさの順番を待っているようです。

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2008/04/15

アメリカ起業奮闘記-8

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「アメリカの起業」について等と書いていると、過去6年間くらいのいきさつと現在の日常を元ネタにして、いくらでも書けるが、ここらでいったんまとめたいと思う。まず日本のビジネス環境に関して私の勝手な解釈だが、以下が挙げられるように思う。
▼ 社会的、民族的(?)背景として年齢、性別、学歴・経歴等の先入観的な「あるべき像」が固定化しており、打開が困難である。

▼ 新しい試みをしようとする人々に対して追い風よりも逆風が吹きやすいビジネス環境である。新たな試みをしようとすると賛同者を意識して確保しておかねばならない。

▼ 「出るくぎは打たれる」などということわざまであるくらいで、あらたな成功者に対してすら風当たりがきつい。

まだまだあるが、日本の悪口を書くのが意図ではないので、上記くらいにしてアメリカのビジネス環境のまとめとしては下記と感じる。
★ 社会的、民族的、歴史的な背景として、年齢、性別、民族、学歴・経歴等の先入観が少なく(まったくない訳ではない)「あるべき像」がないので新しいことを始めるには非常に良い環境である。

★ 新たな試みに対する風当たりがない訳ではないが、反対論があればかならず賛成論があるという考え方が徹底しており、反対意見だけ何ヶ月も聞き続けるというみじめな経験はしないでいい。反対意見を持ったものすら、賛同できる部分はどこであろうかと考える。

★ 広く一般に言われていることだが、自由闊達の気風が強く、自分自身の事業をリスクを承知で実行するビジネスマンを歓迎する。

独立開業で注意すべき点、留意しておく点は日米の差はあまりないように思う。
● 発想の転換をする。「こんなことは誰もやったことがない、自分も経験がない」と感じたら「うまくいかないかもしれない」ではなく、「だからうまくいく可能性がある」と発想する。

● もちろん準備を怠りなくするが、準備をしたり予想したりした通りに物事が進むと思うな。予期しないできごとに対応できる柔軟性と強い意志を持つ。

● 「無駄なことをしない」自分が自信を持てることに自信を持って全力であたる。

言語の問題はついて回ります。言語の問題があると感じる方はしかるべく専門家の協力をあおぐか、米国での市場や消費、ビジネスの動向に注目され、日本でもビジネスに活用して行くことをお勧めします。みなさんの成功をお祈りしています。

舟見@サンフランシスコ

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2008/04/06

アメリカ起業奮闘録-7

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今回は英語のことわざを冒頭に紹介しましょう。*Every cloud has silver lining.*  英語のコラムで紹介したことがありますが、「すべての雲には銀色の裏地がある」-雲の裏側には陽が射している- という表現で、悪いことにはよい側面が必ずあるものだという意味です。日本語で行くと「禍福はあざなえる縄のごとし」とか「人間万事塞翁が馬」といったことわざと同じ意味でしょう。

サラリーマンの時代はこんなことを考えもしませんでしたし、考えている暇も時間もあればこその忙しさでしたが、前職をスピンアウトしてからこのことわざの意味を痛感する場面がいく度もありました。詐欺まがいの被害にもご丁寧に日本とアメリカの両方で2回もあいましたし、深酒が過ぎてアメリカの救急車に乗るはめになったりしました。こういう事件が起きると「あつものに懲りてなますを吹く」-英語には“Once Bitten, Twice Shy”という表現があります-ではないですが、道を歩くのにも車にはねられるのではないかとびくびくしたりしました。成功はおろか、もういいことなんかおこらないのではないかとも思いました。

でもよく考えてみると高い授業料を払いましたが、詐欺まがい事件では企業の名前とステータスの温室にいた自分を反省し、新たに自分の認識を切り替えることができましたし、飲み過ぎ救急車事件からはお酒の量が激減し、健康に気を配るようになりましたから、この事件は自分の体のためになったと考えることもできます。

不思議なことに、物事を悲観的に考えてネガティブに物事を考えて、びくびくおどおど行動・思考していると、悪い方向悪い方向に物事が進みます。逆にさまざまな出来事をポジティブにとらえて、いいことも悪いこともよい経験だととらえて自信を持って日常を過ごしていると、よい方向に物事が進み始めます。成功者や著名人が口を揃えて「ポジティブ思考」を推奨するのにはそれなりな経験の裏付けがあるのです。

前回も触れましたが、自分が積極的に思考し実行できる環境を整えて行くのも重要です。どうもその環境を提供してくれるのは私にとってはアメリカだなあと感じます。ただ、どうもそう感じているのは私だけではなく、多くの日本のベンチャー起業家たちが、何がアメリカで起きているかに注目し、アメリカの成功者達をお手本にし、新たなビジネスの進め方をコピーしていることは事実です。

今回の提案は「思考の転換をしましょう」と言うことでした。悪いことが起きてもくよくよせずに、ばねにしてポジティブな原動力にして行けば悪いことばかりは続きません。かならずよい方向に物事が展開して行く筈です。このシリーズ当初にご紹介した映画マトリックスの一節、「どう行けばいいか道を知っているといっても、実際にその道を歩いてみると勝手が違う」のは事実ですが、物事に対して悪いことばかりを探して消極的にならずに良い面をさがして次の行動に活かすことは訓練することによって身につけることができます。

舟見@サンフランシスコ

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2008/03/29

アメリカ起業奮闘録-6

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日本で窓口をお願いしている仕事の仲間とスカイプで話をするのが定例になっている。個人起業家は企業人と異なりノルマのプレッシャーも上司の小言もなく、うまくいかなくとも自分や気のあった仲間で痛い目をみて傷をなめ合うだけなので、仕事が甘くなるのではないかという論議になり、個人起業と企業人とでどちらが難しいかという話になった。ノルマやクビになるプレッシャーと仕事や収入がなくなったり、激減して路頭に迷うプレッシャーを比べてどちらが大きいかというのはあまり意味のない論議であろうということで意見が一致したが、世の中には組織の中で力が発揮できる人間と、起業家としてこそ真価が光る人間とがいるように思う。

どちらがいいか悪いかということを論じている訳ではないが、組織に長いこと属していると個人でリスクやアドバンテージを評価してビジネスを実行に移すことは難しくなるし、ずっと個人として事業をしてきた人に明日から組織の中で働きなさいと言ってもたぶん間違いなくうまく行かないであろう。簡単に結論づけることはできないが、難しさは違うものの同程度の困難さを伴うと考えていいであろう。

アメリカでもこの状況は同じと思うが、日本と違って両方の状況に対応できる人たちが多いように思われる。これは英語で「ジョブホッピング」と呼ばれる転職を繰り返す人が多く、この転職を繰り返すプロセスで、大会社から小さなスタートアップ企業であるベンチャービジネスで働いたり、自分で会社をつくって運営してみたりする機会を経験している人間が多数であるからであろう。

もう1つの大きな違いは上記のような「転職」による「転身」が容認される社会的、ビジネス的、人々のビジネスマインド的な環境が整っていることである。大会社を辞めてピアノ屋さんを翌月から始めたところで「なんともったいない」といわれることはほとんどないだろう。前回の記事でも書いたが、日本では「転身」や「変身」をしようとすると社会的につまはじきにあっているような噂や人の陰口に耐えて行かなければならないように感じる。これに耐えうる精神力を保つのは容易ではない。善意の第三者(法律用語的には「利害関係の成立していない」部外者)も誹謗中傷に加担するような土壌とメンタリティのようだ。大企業は若手に「新しいアイディアを提案しろ」とはっぱをかけるが、アイディアを出そうものなら「新しいアイディアがうまく行かない1100の理由」を上げてつぶそうとする。こんな状態が3-4回続くと「アイディアを出さない方がまし」という結論になる。

小生は気が弱い方だと自分で思うし、人の中小誹謗に耐えて精神的な正常を保ちながら自分の事業を成功に導くほどの強靭な神経を持ち合わせている訳ではないことがよくわかっているので、少しでも明るい環境の中に身を置きたい。従って、アメリカの社会的ビジネス的な環境の方がはるかに精神衛生上望ましいと感じられる。英語にも「ヒポクラット」や「クリティックス」という単語があり、アメリカでも誹謗中傷がない訳ではない。ただ日本と比較するとものになる可能性を秘めたビジネスをつぶしてしまうほどの強さはないようだ。さらに誹謗中傷を乗り越えて行こうとする精神を賞賛する気風や、応援する強さが日本よりもけた違いに大きいのではないか? 逆もまた真なりと、反対意見に耳を傾け、尊重しようとする姿勢が違うのだ。

舟見@サンフランシスコ

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2008/03/14

アメリカ起業奮闘録-5

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これまでの記事では確かに起業に関するコメントはしてきたが、「なぜアメリカか?」という疑問に答えていないように思う。前の記事でも少し触れたかもしれないが、自分がアメリカかぶれでアメリカ関連の情報で育ち、アメリカ情報ばかりを集めていたことが大きいので、個人的な志向性が一番大きいと考えた方が自然だとは思う。

それでもアメリカには日本とは明らかに異なるビジネス環境があることは事実である。歴史と文化、民族性の違いから来ている環境の差異であり、どちらがいいかということをいちがいに決めつけることはできないとも思っている。私がアメリカを好きで、アメリカの方がチャンスが大きいと思ったし思っているに過ぎないが、具体的に何が違うかというと年齢とか何をしているかとかに関する社会的、社交的な偏見が少ないということである。もし今アメリカでしているように日本の自宅でしていたら2ヶ月と経たないうちに「あそこの人は最近朝会社に行かないと思ったら、会社を辞めて事業をしようとしているそうですよ。年甲斐もなく変人ですね」とか「何をしているんでしょうね、一日パソコンにしがみついているそうだけど」とか偏見に満ちたご感想を私の自宅の10キロ四方で大合唱になるだろう。

アメリカでしたら何歳で、何をしていても法律に触れなければ悪いことはない。会社をスピンアウトして以来7年間アメリカで暮らし続けているが、パーティーのような社交的な場所以外で何をしているのか質問されたことすらない。質問されても「アメリカで起業してビジネスを起こそうとしている」と回答すれば「それはいい。頑張って下さい。」という励ましのお言葉を頂けるだけである。日本でもこのくらいの社交辞令は聞けるかもしれないが、アメリカ人は本気で思っていることしか言わないという違いはある。

このおおらかなメンタリティがIBMやヒューレッパッカードを育て、マイクロソフトを生み、少し前のヤフー・グーグル、つい最近ではマイスペースやYouTubeを急激に大きくした土壌だと感じる。「マトリックス」にまたまた戻るが、単身敵のビルに乗り込もうとするネオにガールフレンドのトリニティが「こんなことは誰もやったことがない」と言います。するとネオは「誰もやったことがないからうまく行くんだ。」と答えます。日本だったら、「そんなこと誰もやったことがないんだからうまく行く訳はない」くらいか?

人間はあまりネガティヴなことを聞き続けると自分でもネガティヴに考え始めるという習性がある。すると実際にネガティヴなことばかり起きるようになる。これは実体験上の事実である。みなさんはバイクに乗りませんか? バイクは目が見ている方向に走る。狭い山道のガードレールに「ぶつかりそうだな」とこわがって考えていると、自然と視線がガードレールの方向に固定され、自分の運転するバイクは限りなくガードレールに近づいて行って、最悪はぶつかりたくないガードレールにぶつかるはめになる。従って「年甲斐もなく」とか「うまく行く筈がない」とか日本だと聞きそうなネガティヴコメントは聞かない方が得策だ。

逆もまた真理なりである。ネガティヴコメントをなるべく避けて聞かないようにし、聞いても動じずに自分と自分のビジネスを信じて努力し、続ける人、その人を信じてお互いに励まし合って行ける人を仲間にしている人が成功を収める可能性が高いようだ。

舟見@サンフランシスコ

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2008/03/01

アメリカ起業奮闘録-4

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今回アメリカ起業奮闘記の初回で紹介したが、映画マトリックスの中でも一番私の心に残っている台詞は「Knowing the path is different from walking the path -どう行けばいいか道を知っているといっても、実際にその道を歩いてみると勝手が違う-」なのだが、実際に頭の中で分かっているつもりなことでも実行にうつして見るといかに自分が分かっていなかったか痛感させられることが多々ある。特に20年以上も会社という特殊な世界につかっていると、自分でも気がつかないうちに、今までつかっていた世界の影響を受けている。

色々なところでこれらの慣習は頭を覗かせる。「XXXXのOOOOです」と挨拶をしないことが奇妙に感じられることから始まって、時間の使い方、人との接し方、案件のオープニングからクロージングに至るまでどうも発言や行動がぎくしゃくしているのを感じていたのを記憶している。もう会社は退社したのだから自分がルールブックだ、自分で決めなければだめだと自分に言い聞かせても、何かしようとする際に上司や部下に話をできないのがおかしな感覚であった。まあ「自分で決めて実行しなければ」などどあたりまえのことを自分に号令しなければならないこと自体がおかしな行動と思考パターンだったと今は思う。

もちろん「昔取ったきねづか」は役には立つ時は来るし、自分の行動や決定パターンにマイナスなことばかりではない。しかし今月は何もしなかったなあと思っても自動的に給与が振り込まれて、また次の月が始まるという生活があたりまえだった感覚は早いところ切り替えなければならないとあせった。自分で決めて自分で電話をして自分で動いて自分で決定しないと何もおこらないし、もちろん収入も入ってこないのである。大きな違いだと認識すべきであろう。

今この記事をお読みの読者の中にはこんなことはあたりまえで、よく分かっているとお思いになる方々が大勢であろう。実は私自身もそうだったと感じる。しかし、実際に自分で退職して自分の仕事を始めると、自分の思考パターンから、行動に至るまで「こんな筈ではなかったが」が何回も自分を襲うのである。こんな筈ではの原因の大半はこの「雇われ人」感覚を「事業者」マインドに切り替えて行けていないことに由来する。会社生活でつちかった技術や知識や人脈を活かして行くのは非常に重要であるが、その後の勝ち負けを考えてみるとまずはこの「雇われ人」メンタリティが自分にあることを認識して、「事業者」マインドに切り替えることを意識し、時間と努力を費やす必要があるように考える。

これは余談だが、生涯会社に勤めたことがなく、教師から美容師に転職して東京に家が建つまでに自分の事業を育てた本年83歳になる母親はこんな経験はなく、私が何を悩んだり迷ったりしていたか理解に苦しんでいたようである。サンフランシスコで放り出されて自分の事業を行って来たワイフも同様で、私のこのメンタリティ切り替えは極めて孤独な作業となってしまった。

今回の結論は「もちろん準備を怠りなくするが、準備をしたり予想したりした通りに物事が進むと思うな。自分が雇われメンタリティになっていることを認識して、事業者マインドに切り替えよう」ということである。

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2008/02/18

アメリカ起業奮闘録-3

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最近またスパムメールの数が増えたような気がする。日本とアメリカのスパムメールが両方とも来るので差出人に心当たりがあるかどうか確認して件名にだけは目を通し、削除するだけでもけっこう時間がかかる。7-8年前のスパムメールの初期の頃はこれはおもしろいという内容のものがない訳ではなかったが、最近はコピーとクローンばかりで同じ内容のメールを何十通も受け取るはめになっており、おもしろくもおかしくもない。アメリカのスパムでも日本でもそうだが、こんなにウェッブと情報起業で大金持ちになった人がいっぱいいるんですかと感心させられる。その割には第4第5のマイクロソフトやソフトバンク、楽天やライブドアの話は新聞にも雑誌にも紹介されもしないので、これらの起業家や情報起業情報はほとんどねつ造と考えてかまわないでしょう。

もう1つは最近また脚光を浴びているMLM、ネットワークビジネスで、アムウェイが最たるものであろう。違法なねずみ講やマルチや英語で言うピラミッドばかりだとは言わないが、これらネットワークビジネスを推進している会社の収入源は最終需要家の製品購入よりもネットワーク推進メンバーの購入からの収入の方が大きいような気がしてならない。それでも製品がよくて需要家が満足していればいいのであろうが、利益がプラスにふれるメンバーはメンバー全体の何%くらいだろうか? これら利益が出ている人たちの収益は利益を犠牲にして製品を購入し続けているメンバーから出ていると思うと疑問を感じる。

情報起業にせよネットワークにせよ、中途半端に自信が持てないまま進めるのが最も危ないと思う。また映画の話になってしまうが、今は亡き日系アクターのパット・モリタが演ずる「空手キッド」のマスター「ミヤギ」が「道の左を歩くと決めれば安全。同様に右を歩くと決めても安全だ。しかし右か左かふらふらして真ん中を歩いているとその内車にひかれる。」と中途半端な気持ちで空手をやろうとする主人公の少年を戒めるシーンがある。ビジネスでもこの通りだなと最近感じる。信じたことをなんと言われようとどんな失敗をしようと信じ続けて継続した人たちはそれなりな結果を得ていると思われる。あおりスパムに乗ってあれもこれもとやってみたが何もものにならなかった、ということにならないよう私を含めて十分な注意が必要であろう。

私自身も日本で1回、アメリカで1回詐欺まがいにひっかかった経験がある。双方ともどうもあぶないかな、でもやってみたいな的な中途半端なアプローチで結局投資したお金と時間はもどってこないという苦い経験をした。もし本当に信じて全心全力であたっていたら、投資家を口説き落として敵対的買収をかけて自分のものにしてでも、ものになるまで続けていたであろう。それをしなかったし、できなかったのは私自身の覚悟が中途半端だったからに他ならない。

宮本武蔵の「五輪書」を読み返す機会を持った。戒めの1つに「無駄なことをするな」とある。合理主義と読むこともできるが、自信を十分に持てないことに時間をかけてはならないと読めないであろうか? 自信を持てることに全力であたることが重要である。パソコンができない人がウェッブサイトでお金持ちになることはない。今回の結論は「自信を持てることに全力であたれ」である。

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