グリーンカード取得どたばた日記-3
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私のグリーンカード取得活動は米国、日本の両方で行いましたが、出入国の不安がありましたので、ビザ免除滞在がみとめられる3ヶ月ぎりぎりまでサンフランシスコの自分のアパートにいてまずは米国で行いました。友人であったアメリカ人からのサポートが得られないことがはっきりしたので、 次に前職の仕事で知り合い、私が職を探していることを聞きつけて経営に迎えたいと言ってきたカンザスのベンチャーに真剣にアプローチをかけ始めました。
このカンザスはうまく行きそうに思いました。彼は既に自分の会社を持っており、私が経営に参画することによって新しい会社にすべてを移行するつもりだと話してくれました。客筋と連携社はアップル、モトローラ、そうそうたるハイテク、情報系米国企業です。オーケーの返事をして、会社が登記され、永住権申請の為の書類が送られてくるのを楽しみに待っていました。ところがどっこい2週間経っても1ヶ月経ってもなにも起りません。滞在期間は3ヶ月と限られています。ある日、さすがにじれて彼に電話をしてみました。
私:「今回はビザ免除で入国しているので3ヶ月しか米国にいれない。今回滞在中にグリーンカード申請までは行き着きたい。」彼:「心配ない。会社登記の書類申請に少々時間がかかっているだけだ。」私:「そうですか。それでは1週間お待ちしましょう。」翌週、彼から電話がかかってきました。楽しみ半分、心配半分で電話に出ました。彼:「会社関連の書類審査は進展している。今日は投資の話をしたい。」私:「投資?」彼によれば新製品の金型資金が4千ドルたりない。これを出してほしい。これは経費ではなく、資本化されて発行される株式に変換すると。少しおかしいとは思いましたが、この時の自分にはこの話が最後の切り札でしたので、払うことにしました。その後1週間と立たずに追加3千ドル。金型のパートナーなる人間との電話会議は頻繁にありましたが、会社スポンサー書類はきません。
同居していた今のワイフ、当時のガールフレンドがじれてきました。だまされているのではないかと言うのです。この頃になると私もこれはアメリカ詐欺かなという疑惑が大きく頭をもたげてきました。そんな時、前職時代の同僚と会った時にこの「彼」の話が出て、同僚も同じような話で1万ドル貸したあげく、返してもらえるめども立たないというのです。これはもう間違いありません。まっさおになって家に帰り、すぐにこの「彼」に電話しました。しかし返事は同じです。とりあえず7千ドル返してほしいと申し出ると、経営資源として使ってしまっているのですぐには返さないが、株を発行するか現金でしかるべき時期に返しますという返事でした。貸借契約所を書けといったところ、これはすぐに送られてきました。
この「彼」が詐欺であったかなかったか、どういう意図でこの詐欺まがい行為をしたか今日になるまで明確ではありません。「彼」のウェッブサイトは今だに生きていますし、電話をすることもできます。しかし7千ドルは今日に至るまで戻ってきていませんし、「彼」の会社が私を経営に迎えいれる動きはありません。そうこうしている間に3ヶ月の時間切れ、日本の会社で私を面接したいというところが出てきましたので、またいったん日本に帰国せざるを得ませんでした。長くて済みません。まだ続きます。
舟見@サンフランシスコ
筆者の執筆活動:
カリフォルニア在住ブロガーレポート「California Fine Days」
http://www.olivemart.net/news_ex/newsdisp.php?m=0&i=11
オリーブ・ニュースX【SFレポート】
http://www.olivemart.net/news_ex/
ニフティ語ろ具「サンフランシスコ歳時記」
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