サンフランシスコ近辺では「49」という数字がよく使われます。みなさんもよくご存知のアメリカンフットボールチーム「フォーティナイナーズ(49ers)」、5月にこのニフティ語ろ具でもご紹介したサンフランシスコ観光ドライブルートである「49マイル・シーニック・ドライブ」などです。みなさんなぜ「49」という数字がここ北カリフォルニアで大きな意味を持っているのでしょうか? これはサンフランシスコ近郊、現在のGold Countryで金鉱が初めて発見されたのが1849年というカリフォルニアの歴史上の事実があるという理由です。前述のサンフランシスコのフットボールチームの名称「49ers」ですが、元々の意味は「1849年に発見された金を掘りにきた人たち」というのが語源です。ご紹介を始める前に場所を確認してみましょう。
サンフランシスコとの位置関係がわかるよう空港近辺からのルートで示しています。
地図提供:Googleマップ
赤い丸でかこった場所が金鉱である「Sutter Gold Mine」のある「Gold Country」です。この場所では金鉱発掘に伴い4つの洞窟が発見されていますが金鉱と金鉱にゆかりの洞窟のひとつを今回は紹介します。
■ 金鉱の町Sutter Creek-サタークリーク-
金鉱見学の興味にかりたてられて、途中休憩を取ることも忘れて約2時間半のドライブ。「Gold Country -ゴールド・カントリー-」の「Sutter Creek-サタークリーク-」は山道でもあり、道が入り組んでいるため道を間違えてガソリンスタンドで確認したり途中で人に道を聞いたりしながらなんとか金鉱入り口の町にたどり着きました。金鉱の発見は西部への人の流れを作り出し、アメリカンドリーム、西部開拓時代(1850頃より1890年頃まで)を生み出しました。特に西部劇に代表される西部開拓時代は日本のみなさんにもなじみが深いと思いますが、この町はまさに2丁拳銃をさげたガンマン、カウボーイが行き交いそうな古いアメリカの味わいが残っています。
サタークリークのダウンタウン。いまやお土産物やアンティークの店が軒を連ね得る。
自動車が止まっているのとアーケードの天井が電球なのが少々興ざめですが、西部開拓時代の面影をお楽しみいただけるかと思います。
ダウンタウンをもう一枚。
さすが金鉱の町、金を選鉱するたらいがあります。
道を間違えてルート49(49という数字が使われています。)を行ったり来たりしたので午前中に到着の予定が昼食の時間になってしまいました。49年の面影を残すこの町のレストランで昼食としました。
このレストランは土地の名士の家を改装したものとのことで、1900年代になって火事で焼失したものを再現したとのことでしたが、再建された年から有に100年以上経っています。オーナーのファミリーには自殺した人やガンファイトで殺された人もいるとのことで、幽霊もでるとウェイトレスの説明でした。
歴史を詳しく記述したパンフレットかウェッブサイトはないかと聞いたところ、「Nope-ない!-」とのことでした。記憶と写真にとどめておくより仕方がなさそうです。
〜この記事は9月末に「@ニフティ語ろ具」に掲載されたものです。
次回はいよいよ金鉱の中に入ります。
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