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2009/07/23

小犬とSF地区住宅事情とマインドセットー6

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サンフランシスコに移り住んで以来、賃貸以外は考えていませんでしたので、ペット可能な賃貸をまずは探しました。退去通告をもらった日に3軒ほど不動産屋も当たってみましたが、ペット可能でいい線の賃料と間取りがある案件はまったくありませんでした。一方私も私のワイフもスノウをあきらめるべきかどうか決めかねていました。ブリーダーのスーザンによれば彼女が引き取ることはできないが、インターネットで飼い主を捜せば生後ひと月未満のまっしろなスピッツは必ず買い手がつくと。でもね、大家さんに追い出されそうになるからせっかくもらってきて縁あって家族になった命をそう簡単に手放すというのはワイフにも私にも無責任に感じられましたし、いかに契約違反とはいえ、使い古しのテレビでも捨てろというようにいのち生命のあるものを「処分しろ」と言っている大家さんにも腹が立ってきました。

ペットを賃貸物件で飼う場合は一般的には変換されない敷金を入れればいいのにも関わらず、月の賃料を上げようとしているのも納得がいきませんでした。そこでかねてより知り合いだった日本人の不動産屋さんに電話してみました。幸いなことに世界的な不動産不況にも関わらず、彼女はビジネスを続けていました。事情を話してヘルプを求めると、じゃあまあオフィスに来て見なさいということで、電話をかけた即日彼女に再会しました。

不動産屋さんの名前は「なおみ」さん。ローマ字で書面のやり取りをするのでどんな漢字なのか知り合って10年以上経つのに知りません。もっともなおみさんの方も私の「ショー」が「尚」という漢字だということは知らないでしょう。彼女の斡旋で3年前程前にワンルームの物件をほとんど買いかけましたが、月々のローン返済額がワンベッドルームの賃貸よりも高くなってしまうので、ぎりぎりでドタキャンした経緯がありましたが、彼女は「まあなつかしい」ということで快く対応してくれました。

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不動産屋さんの彼女が言うには差し押さえ物件が地域によっては出回っているので、不動産不況 下だが、うまく住宅ローンが組めれば自宅を購入するのにこんなにいい時期はないと。実際住宅ローンの金利は6%を下回っていますし、サンフランシスコ市内をのぞけば物件の価格は下がり続けています。拍車をかけているのが、サブプライムローンの利用者の物件が差し押さえ物件となって出回っていることです。銀行が損金を計上してしまっていますので、ピーク時価格の1/2から低いケースでは1/3くらいの価格で入手可能です。

問題はいくつもあります。まず一つ目は銀行ローンです。サブプライムローンで悪者の最たるもののような存在になってしまった銀行はローンを組むことに慎重以上に慎重になっています。案件があったとしてもローンが組めるかどうかです。しかしあまり状況を心配ばかりしている時間はありませんので、銀行2行にローンの申し込みをしてみました。さて。

英語の問題、先週の答え:英語で敷金は「Deposit」です。辞書を引くと、預金や預けるという意味があります。アメリカのアパートでは退去後の修繕に使ったお金を除いてこの「Deposit」は戻ってきます。「礼金」という習慣はなく、当然該当する英語もありません。

今週の問題:今回の記事に現れる日本語「差し押さえ」英語ではなんというでしょう?

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2009/07/03

小犬とSF地区住宅事情とマインドセットー5

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記事の最後に前回英語問題の解答があります。今回も英語の問題を出しますよ。

大家さんのおばあさんが指定した回答期限は1週間。月末最後の週で翌月の家賃支払い日が各月1日となっていましたので、次の家賃を払う前に回答しなさいということでしょう。さてワイフと私は困りました。ワイフも私も出身が中国と日本なので、住居の近くに相談に乗ってもらえる友人があまりいません。まずワイフと私で話をしてみました。どうしたいか決めなければなりません。スノウをあきらめるか、今の賃貸をあきらめるかです。この時スノウは第一反抗期(?)でワイフにさかんに噛み付いていましたので、ワイフは手放そうかとも真剣に考えたようです。

ワイフが中国のお母さんにスカイプで連絡を取ってみました。母上のご意見は犬を理由に住居をあきらめることはない。スノウを売って、住居を確保すべきだというものでした。ごもっともです。また1月で次の居住先を探して引っ越すのはむずかしい。ここはかわいそうだがやはり犬を処分するしかない。常識的です。おっしゃるとおりです。

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スノウを譲り受けたブリーダーのスーザンにも電話してみました。犬好きのスーザンはいきさつを聞くと憤慨して「なんていう大家なのよ。ひどいにもほどがある」。これも当然の意見です。スーザンはいくつかアドバイスしてくれました。まずペットオーケーのレントで月々の家賃が$400も上がるのは聞いたことがないと。ペット連れ入居の場合はレントへのダメージを考慮して入居時の敷金が1月分追加になり、この敷金は退去時に戻ってこないというのが一般的。今回の我々の大家さんの提案は一般的ではまったくない。この点はその後ペットオーナーであるアメリカ人の友人や不動産屋さんとの話でも正しいことが立証されます。

スーザンのもう一つのアドバイスは、スノウはこの時生後7週間でしたので、ネットや彼女の関係先に当たればスノウを売るのはそんなにむずかしくない。犬の関係サイトに写真や動画付きで広告をアップすれば1月中にはかならず欲しいという人が現れる、1月あれば売れると思うよということでした。

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次にウェッブサイトでペットオーケーのレント情報を検索してみました。ペット不可の物件の方が圧倒的に多いのには驚かされました。アメリカはペット天国と思っていたのですが、実態は必ずしもそうでもないようです。ペットオーケー賃貸を探すのはそんなに簡単ではないようです。ワイフと私は決断をできず堂々巡りしていました。人間の子供ではないですがスノウはれっきとした命です。いくら契約違反でも犬を処分しなければ出て行けというのもひどいと思いますし、御上の一声で「へへー」としっぽをまいて犬を処分するのでは無責任じゃないですか?

つづきはまた次回にしますが、前回の英語問題の解答です。契約違反という英語は「Breach of an Agreement」という表現です。「Breach」の代わりに「Violation」という単語を使うこともできますが、「Breach」が一般的です。

それでは今週の問題。日本ではアパートなどを借りる時に「敷金」と「礼金」を支払わなければなりません。最近日本でも「敷金礼金なし」などという物件もあるようですが、「敷金」は賃貸物件へのダメージを考慮して大家さんが入居者からあずかるお金のことですよね。アメリカにも同じシステムがありますが、これは英語でなんと言うでしょう? 「敷金」という英語はな〜に?

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