サンフランシスコ差し押さえ物件事情ー4
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一般の人々にとっても購入が一般的となった差し押さえ物件ですが、取引の特異性からも、留意しておかなければならないポイントが一般物件と異なることからも、対応に難しさを伴うことは事実だと思います。取引成立までの留意点をご紹介してきましたが、取引成立で頭痛の種がなくなるわけではありません。むしろ取引成立から本格的な差し押さえ物件との格闘が始まると言っても過言ではないと正直感じます。それは修理・修繕に大幅な時間と手間、コストが必要となるからです。
今回のシリーズの当初でもお話ししましたが、差し押さえ物件を選ぶにあたってはダメージの程度をよく判断しなければなりません。価格が半分以下でも、買い取り価格と同じかそれ以上のお金を修理・修繕に使ったのでは何にもなりません。こう言うと大げさだと思われる方もあるかもしれませんが、決して大げさではなく、中には見るからに取り壊して新しい建物を建てた方がよいと思われる物件も数多くあるのです。今回のハウスハントでも取り壊し候補物件を数件は見ました。アメリカ人の友人に大工さんの人がいますが、こういう取り壊し物件を購入してこつこつと自分で修理・修繕しました。コスト「0」ですが、彼のようなプロでも納得がいくような家になるまで2年を要したという話を聞きました。
ダメージが大きい物件はこの友人のようなプロにまかせておけば良いのです。我々家族の購入した物件で最大のポイントとしてのは致命的なダメージがなく、対応可能なダメージも少ないことでした。
しかしそれでも、修理と修繕には想像した以上の時間とお金がかかりました。建物の内装、外装の塗装。ドアと鍵回りの変更。ガレージに母屋から直接入れなくなっていましたので、穴をあけてドアをつけなければなりませんでした。バストイレの修繕。庭の草むしりや芝刈り。カーペットの敷き替え。などなどです。
業者の選定にも注意しなければなりません。ドアの交換で2社の見積もりを取ってみましたが、コストが倍半分以上違うのに驚きした。一般的に米国では米国の有名一流企業のコストは高いですし、この人達と話していると高いのが当然と思っているふしがあります。中国系、メキシコ系など廉価ですが仕事の質に問題がある場合がありますので要注意です。日系はだいたい仕事の質には問題ありませんが、やはり高いです。これもまた日本語でオーケーなんだから高いのは当たり前だと思っているふしがあります。もともとのダメージが少なかったことに加え、我々家族はワイフのコンタクトを使って信頼できる中国系業者を雇うことができたのでラッキーでした。それでも数百万円、ゆうに2ヶ月かかりました。
前回の英語問題は「水道の蛇口って英語でなんと言うの?」でした。「水道の蛇口」は「tap」または「faucet」といいます。水道水は「tap water」です。「bottled water –天然水などボトルに入った水-」の普及でアメリカでも日本でも「tap water」を飲む人はあまりいなくなりました。
今回の問題。本文でも使いましたが、「有名一流企業」とはなんと表現するでしょう? 答えは一つではないだろうと思います。回答はいくつかご紹介しますが、ふたつくらい考えてみて下さい。
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